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12年生というと17歳、多くが将来何をしたいかまだ具体的には考えていない年齢です。そんな中やりたいことや目標がはっきりしている息子さんは幸運なほうかもしれません。みんなと同じように有名大学に進学し、有名企業に勤めたからといって、本人が幸せになれるかどうかはわかりません。人間は本来自分の好きなこと、得意なことを仕事にして食べていけるのが一番幸せなはずです。息子さんに才能があり、彼が本気で俳優の道をめざしているのなら、そのような人生も選択のひとつです。また子供の有名校進学が「母親の手柄」と見られがちな日本の傾向も、子供にとってはかなり精神的負担となっています。息子さんはみんなと違う進路を選択することで、本人なりの抵抗や主張を表現しているのかもしれません。
親の視点からすると、世の中に出ていざ別の仕事をという時にやはり学歴は重視されるので、せめて大学は出てほしいというのは本音でしょう。俳優の勉強ということですが、選択として米国の大学も調べられてはどうでしょう。米国の大学であれば、シアター・アート/演劇科などが専攻できる学校も多く、理論や実技などを中心に学ぶことができます。実際演劇をこちらの大学で学び、日本に帰国後テレビドラマのオーディションに受かった日本人留学生もいました。
しかし同時に俳優の世界はかなり厳しく、多くの人がそれで食べていけず、アルバイトで生計を立てているという現実も理解させましょう。そしてやるならとことんやる、家に戻って親のスネをかじろうということは許されない、ということをしっかり本人に自覚させた上で、ここはひとつ応援してあげてはどうでしょう。

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