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アメリカという国は様々な文化を持つ人達が共存している国ですが、外から見て思っていたほど、人種や文化の壁を超えてつきあうのは簡単ではないかもしれません。これはアメリカで実際学校に通ったり、会社で仕事をした人ならば、みんな身をもって経験しているのではないでしょうか。またこれは単に英語ができる、できないということとあまり関係がないようにも思われます。例えばアメリカ人の学生でも、その多くが新学期が始まって最初の2、3週間以内に見事に人種ごとのグループに分かれて行動し始めます。もちろん誰からもそのような指導を受けたわけではありません。自然と自分の「属する」と思われるグループを探し、共通の文化背景や考え方を持つ人達と行動することによって、自己を確認し、精神的に安心するのではないでしょうか。グループで行動するのは、何も日本人だけではありません。外国人でもアメリカ生まれでも、その多くが人種ごとに分かれて共存しているのが米国社会の現実です。
しかしながら、同じ出身国というだけでいつも一緒にいる必要は全くありません。 本来人間は文化や肌の色を超えて、性格や考え方、趣味や好みが一致すれば仲良くなれるものです。お母さんが希望しているだけでなく、息子さん本人が本当にそのような友達を作りたいと思っているのであれば、それは彼の努力次第です。高校にはグループ行動があまり好きではない子や異文化に興味を持っている子もいることでしょう。そういった子らと個人的に仲良くなることは大いに可能です。クラブに入ったりして共通の趣味をみつけ、気が合う子がいたら自分から積極的に家に呼んだりしてみてはいかがでしょう。またお母さん本人も息子さんの模範となるように、自分の交友関係を文化を超えて充実させましょう。

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