イメージ



《現代アジア叢書10》
■アリラン峠の女―ある女性革命家への回想
高峻石 著
四六判/並製/276頁
本体価格 2,330円
1989年9月20日 第1刷発行(増補新版)
ISBN4-8038-0221-1 C0098
民族解放のために命がけでたたかい、志半ばにして李承晩政権に虐殺された金師任の鮮烈な生涯。今回新たに補稿「わが恨の人生について」を増補し、四十数年間行方不明であった娘からの悲しくもまた感動的な手紙を加えた。

  目次

まえがき

1  お転婆娘の「反逆」
   1 運命的な出会い
   2 生い立ちと日本留学
   3 愛に命をかける

2  屈辱と貧困のなかで
   1 生きるための闘い
   2 戦慄と飢餓のソウルへ

3  暗闇の大地のうえで
   1 夫の故郷・済州島へ
   2 新たな苦難のはじまり
   3 愛情で悲しみを和らげる
   4 悲惨な歴史――終わりを告げる

4  革命戦線に参加
   1 夢と希望に胸を躍らせる
   2 共産党員の使命感
   3 飢餓とテロルのなかで
   4 夫は反分派闘争に敗れ

5  命がけの任務をうけて
   1 貧乏の惨めさ・恐ろしさ
   2 「運命」づけられた闘い
   3 永遠の別れになるとは

6  虐殺への怒りと非情の涙
   1 アリラン峠を越えられず
   2 さまよう幼いものたち
   3 自責・非情の涙
   
〈補稿〉わが恨の人生について
   1 生い立ちと民族意識の目ざめ
   2 出稼ぎ労働と学生運動
   3 汚辱の新聞記者生活
   4 解放後、革命運動に参加
   5 「権威ある線」の工作
   6 「地下生活」の終わり
   7 娘・恵子からの恨のたより

あとがき







Copyright 2002 TABATA Shoten,Publishers.All rights reserved