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《現代アジア叢書1》
■ゲリラは国境を越える―インドシナ半島の少数民族
マルシェル・ダッセ著/福田和子訳
四六判/並製/281頁
本体価格 1,700円
1986年4月20日 第1刷発行
ISBN4-8038-0194-0 C0330
自らを「解放のための天神の軍隊」と称し、激動をつづけるインドシナ半島にあって、常に動乱の帰趨を制してきた山岳少数民族のゲリラたち――これまで解明されることのなかった彼らの実態が明らかにされた。

  目次

日本の読者へ

はじめに

第1部 山岳民族と各国政府

  第1章 ビルマ連邦の崩壊
     1 ビルマ族による支那の拒否
        a カレン族とモン族――連邦参加の拒絶

        b カチン族シャン族――連邦離脱の動き
     2 ネー・ウィン将軍の「革命評議会」
        a 少数民族に対する新政策

        b 反政府グループとの平和交渉
     3 反政府グループの連携
        a カレン族の再編成

        b ウー・ヌ前首相の復帰
 
  第2章 南ベトナム、ラオス、カンボジア、
                タイ、マレーシア――統合と同化の試み

    A 民族主義の台頭と衰退
     1 南ベトナム被圧迫民族解放戦線
       a フランスの政策を否認するジェム政権

       b 山岳民族国家の建設
    B 統合の失敗と成功――各国のケース
     1  カンボジア、ラオス、南ベトナムの失敗

       a カンボジアとラオス――少数民族の無視

       b 南ベトナム――存亡の危機に瀕する山岳民族
     2 評価すべきタイ、マレーシアの努力
       a タイ――同化から統合へ
       b マレーシアの原住民――奴隷から市民へ

  第3章 ベトナム民主共和国(旧)と自治区
               ――少数民族についての共産主義の理念

    A 統一国家建設の歩み
     1 経過――ソ連から中国へ、範例の変更
     2 原則の具体化――新自治区
    
B 社会主義への歩み
     1 民族文化の発掘

     2 集団化の模索

    第1部結論


第2部 山岳民族と革命戦争

  第1章 インドシナ戦争
    A 山岳民族の獲得をめざして

     1 「パテト・ラオ」の民族的背景
        a 失意のメオ族首長ファイダンとカー族

        b「パテト・ラオ」の誕生
     2「ベトミン」の失敗――タイ連邦
        a「タイ連邦」

        b タイ連邦憲法
    B ラオス北部とトンキンの支配権をめぐる戦闘

     1 フランスのマキ
        a 空輸混成特殊部隊

        b タイ族のマキ
     2 ディエンビェンフーの戦闘
        a プレリュード

        b 対決

  第2章 長期化する戦争――戦争拡大とインドへの波及
    A アメリカの介入

     1 南ベトナムの特殊戦争

     2 バン・パオ将軍のメオ族部隊

    B 少数民族の反乱と中国の支援――民族運動の背景

     1 民族民主統一戦線

     2 北東司令部

    第2部結論


《補遺》
  1 インドシナ半島の最近の情勢
  2 ゲリラ基地からのレポート
  3 民族運動家のプロフィル

原註

訳者あとがき







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