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TABATASHOTEN Publishing House Co.,Ltd




伝説の海外旅行
−「旅の診断書」が語る病の真相
濱田 篤郎著

四六判・並製・220ページ
2007年5月発行
ISBN978-4-8038-0325-9C0026
定価1,575円(本体1,500円+税)

本書で取り上げた人物は、いずれも私が若い頃より憧れたヒーローたちである。彼らの伝記の中には、至る所に海外旅行の記録が残されている。その多くはロマンチックな旅であるが、トラベルメディスンの視点から眺めると、予想したように、数多くの旅に伴う健康問題が隠されていた。こうした健康問題を解明しながら、読者の方々にトラベルメディスンを紹介する。(中略)
トラベルメディスンを解説する書物となると、海外旅行のマイナス面が強調されがちであるが、本書では海外旅行の楽しさを描きながら、健康問題にも言及するよう配慮した。楽しい旅を健康的にするためのトラベルメディスン。そんな認識を読者の方々に持っていただければ幸いである。―「あとがき」から

●旅人として登場する著名人

グスタフ・マーラー(音楽家)
アーネスト・ヘミングウェー(作家)
サン・テグジュペリ(飛行士)
チャールズ・リンドバーグ(飛行士)
ハインリッヒ・ハーラー(登山家)
ウィンストン・チャーチル(政治家)
キャサリン・ヘップバーン(女優) 
オードリー・ヘップバーン(女優)
芥川龍之介(作家)
林芙美子(作家)
竹久夢二(画家)
佐伯祐三(画家)
開高健(作家)

●本書の構成

プロローグ 帰還を前提とした旅

第一部 現代の海外旅行の誕生
第一章 音楽家の旅−瀕死のマーラーを運ぶオーシャンライナー
第二章 兵士の旅−「武器よさらば」の舞台裏
第三章 ニッポン人の旅−パリをめざす病弱な芸術家たち

第二部 海外旅行の成長と新たな健康問題
第一章 作家の旅−「キリマンジャロの雪」を生んだサファリの病
第二章 飛行士の旅−危険に満ちた大空の英雄時代
第三章 登山家の旅−なぜ七年間もチベットに滞在したのか
第四章 政治家の旅−チャーチルを首脳会議から救出せよ

第三部 海外旅行の大衆化とトラベルメディスンの発展
第一章 女優の旅−ロケ先のヘップバーンを襲った病
第二章 晩年の旅−ヘミングウェー最後の冒険
第三章 現代日本人の旅−忘れていた旅先での病

エピローグ 日本でのトラベルメディスンの行方

●著者プロフィル

濱田篤郎(はまだ・あつお)
1955年、東京に生まれる。東京慈恵会医科大学卒業後、1984年に米国留学し熱帯医学、旅行医学を修得する。帰国後に同大学の熱帯医学教室講師を経て、現在、労働者健康福祉機構・海外勤務健康管理センター所長代理。海外勤務者の健康管理事業や新型インフルエンザ対策事業などを運営するかたわら、トラベルクリニックで海外渡航者の診療にあたっている。非常勤講師として東京慈恵会医科大学、慶応義塾大学医学部、関西医科大学で熱帯医学や旅行医学の講座も担当。著書に「海外旅行健康必携(予防接種の項担当)」(協和企画)「旅と病の三千年史」(文春新書)、「疫病は警告する」(洋泉社)、「海外赴任者の健康と医療」(日本在外企業協会)など。



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