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《現代アジア叢書29》
■台湾文学―異端の系譜
岡崎郁子 著
四六判/並製/360頁
本体価格 2,427円
1996年4月15日 第1刷発行
ISBN4-8038-0278-5 C0398
中国文学の異端とされる台湾文学、そのなかでさらに異端視されてきた文学者の生きざまと作品に、インタビューを交えながら照明をあて、「血涙とあがきの台湾文学」の全体像を浮きあがらせる、著者二十年の研究の集大成。

  目次

まえがき

序章 台湾文学の正統と異端
 
第1章 文学の中の二・二八事件――タブーに挑戦した作家たち

 1 二・二八前後の台湾文学
 2 体験作家の書く二・二八
 3 二・二八を知らない作家の書く二・二八
 4 忘れられた二・二八作家――邱永漢
 5 先住民と二・二八

第2章 邱永漢――戦後台湾文学の原点
 1 語りはじめた出生の秘密
 2 小説家邱永漢を拒否した日本
 3 邱永漢の政治運動
 4 台湾文壇との冷たい関係
 5 題材の方向転換をした出世男
 6 邱永漢の語る真実の話
 〔資料1〕邱永漢作品解題
 〔資料2〕十五歳の詩人――邱炳南の詩と散文

第3章 陳映真――中国革命に希望を抱きつづける政治作家

 1 「山路」と50年代
 2 政治犯監獄「緑島」での日々
 3 生いたちから逮捕、そして70年代へ
 4 許南村の「試論
陳映真」
 5 「第三世文学論」と「台湾文学土着化論」
 陳映真著作目録

第4章 劉大任――アメリカに新天地を求めた知識分子作家

 1 放浪の生いたち
 2 大陸に見た理想と現実
 3 「浮游郡落」とその時代
 4 
陳映真との確執
 劉大任著作目録

第5章  清文――台湾文学に童話の新風
 1 日本統治下の幼少時代
 2 台湾の昔話と 清文の童話
 3  清文の創作童話から読みとれるもの
 清文著作目録
 〔資料〕 清文童話解題

第6章 拓抜斯(トパス)――非漢族の台湾文学

 1 新星の登場
 2 崩壊する先住民部族
 3 先住民作家のダイナミズム
 4 トパスという作家
 5 トパスの心の軌跡
 
トパス著作目録
 〔資料〕田雅各の詩二首

あとがき







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