ALOHA!Hiromiです。
とうとう大統領選挙が終わりました。私自身はグリーンカードの為、選挙権が無く、今回も傍観者となっていた訳ですが、市民権を取った友達は始めての選挙に、とても張り切っていました。
日本に住んでいた頃20歳で選挙権をもらいましたが、はっきり言って、よく解っていませんでした。そんなものは大人になれば普通にもらえるもの、めんどうくさい!くらいにしか思っていませんでした。(ごめんなさい) 選挙権の有る無しが、どういう事なのかというのは、こちらに移民して来て始めて考えさせられましたね。
当たり前と思っていた事が、当たり前ではなかったのです。
私の感慨はさておき、今回知ったのが子供選挙(KIDS VOTING)と
いう物が有る事です。出版社が主催しているイベントのような物ですが、スタートした
1940年以来、本当の選挙の結果と外れたのは2回だけだそうです。
選挙の1ヶ月くらい前から子供の会話に「オバマ氏が、マケイン氏が」と大統領候補の
御二人の名前が、やたらめったら出てくるようになったのです。
TVニュースや新聞でもよく見かけるだろうし、学校でそういう話を先生から聞いたのかなぁ?と思っていました。が、尋ねてみると学校のホームページを開いて見せてくれ、
「ここから投票するんだよ」と教えてくれました。
その為に学校では友達同士でもオバマ氏はこうだ、マケイン氏はああだ。という話を
よくしているのだそうです。
親の話を聞きかじって話しているのでしょうが、子供って本当によく大人の行動や言動
を観察していますもんねぇ。小学生の子供が、こんなに興味を持っているなんて正直
びっくりしました。
で、どちらが人気が有るの?と聞くと「オバマ氏」という答えでした。その理由は?
「オバマ氏はハワイ生まれで、自分達も知っている学校に通ってたし、おばあちゃんや
親戚もハワイに居るから」という事でした。理由はやっぱり子供の感覚でしたが、小さい時から世の中の動きに関心を持つ、という
事はとっても大事な事ですよね。母は頭が下がりました。
HAWAIIでは、同じ時期に市長選挙も有りました。こちらの結果は現職のHANNEMANN市長の勝利でした。
今回大きな争点となった、交通渋滞緩和の為の鉄道問題ですが、私自身は未だにこの問題に結論が出せません。鉄道が有った方が良いとは思いますが、オアフ島というこの土地の無い島に今さら鉄道路線を作るというのは、どこかに無理を生じるのでは?と疑問です。
それに日本という几帳面な国に育った私としてみれば、HAWAIIAN TIMEと
いうくらい時間にルーズなのに、本当に安全に鉄道を運営できるのでしょうか?
莫大な税金を使用される訳ですから無関心ではいられません。
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子供達はこの鉄道問題にも関心を持っているようです。HAWAIIで生まれ育つと、
アメリカ本土もしくは外国へ行かないと、電車を見た事も乗った事も無い子になるのですもんね。そういえば、うちの子も始めて乗った公共の乗り物は、国際線の飛行機でした。
う〜〜ん子供達の為に(?)鉄道建設に諸手を上げて賛成すべきなのか?
悩みます・・・
MAHALO