ALOHA
HAWAIIはすっかり夏の気配です。
夏といえば8月なのでは?と思われるでしょうが、HAWAIIで暮らしていると子供の学校の夏休みが6月〜7月なので7月の終わりになると「もう夏も終わりだ〜〜」という気持ちになるのです。
これは子供が学校に通いだしてから発見しました。
日々の暮らしの中で新しい事を発見していますか?
こうして外国で暮らしていると、きっと日本にいるのとは違って何十年経っても新発見!というものに出会います。
新しい事を体験したりビックリする事に出くわしたりするのは、脳が年をとらなくて良いかな?と自分を納得させて「すみません。物知らずで・・」と言いつつ今日も「アレ何?コレは?」と人に聞いてまわっています。
最初にHAWAIIでどうしよう!分からない!とあせった事は結婚届でした。
日本だと市(区)役所に行って結婚届用紙に記入して提出すればいいのだ。証人が必要で、とだいたいの知識は持っていたのですが、こちらでは何処へ行ったらいいの?から始まりました。
仕方なく弁護士さんにどうしたらいいの?と泣きつくハメに。ビザの事もあったのでどのみち相談する事になったのですが・・・
滞在ビザや永住権に関しては生まれも育ちもアメリカのアメリカ市民という人でも知らない事があります。
日本でも日本の移民法を知らない人の方が多いですよね。自分の生活には関係の無い事なので仕方がありません。
私がHAWAIIで生活するにあたって少しでも楽だったのは、永住を決める前に1年程留学経験があった事です。その時に通った語学学校は英語の勉強はもちろんですが、先生方が基本的な生活の仕方を機会があるごとに教えてくださいました。
それこそバスの乗り方の実践から始まり、住居の探し方、銀行口座の開き方、とても良い相談相手になって下さいました。
もうひとつラッキーだったのは、アパートメントを借りたりするのでなく日系の老夫婦の離れ家に下宿をした事でした。おばあちゃんには、トイレ掃除にはこの洗剤が一番よ。郵便の出し方はね。クーポン券はこういう風に使うと得よ。と生活の細々とした知恵を教えてもらえました。
そのおばあちゃん共々一番困ったのがターマイト(シロアリ)退治です。ハワイの土壌にはシロアリが多く、ちゃんと家を維持しようと思ったら4〜5年に一度はシロアリ退治のガスを家中に散布しなければいけないのです。そこのお家もわりと古いのでちゃんとケアしないといけないのですが、私達のような下宿人を常に何人か抱えているし、年金生活だから、なかなか思い切って出来ないのよ。と言ってらっしゃいました。
そんなに大変なの?と思っていましたが、つい最近こちらのローカルの人と結婚した友達が3000ドル以上かかったよと言うのを聞いてびっくり。駆除の仕方というのは幾通りか有るみたいですが面白いのはガス散布で、一軒家の場合お家全体にテントの様な物を掛け全部を覆って中でガスを散布するのです。もちろん家の中に食べ物等は置いておけません。全部処分するなり持ち出すなりして、ガスのかかって困る物もカバーし、2日程の間自分達はホテル暮らしです。ワイキキでは見かけませんが、ローカルの町の中に入ると時々赤と黄、青と緑というような派手なシマシマのテントが目に入る事があります。あれはサーカスがやって来た!訳ではなくてシロアリ退治をしているのです。
どうしてあんなに派手な色合いなのかは今だに謎です。機会が有ったら聞いてみましょう。
コンドミニアムではこの間初めてお目にかかりました。ドアがノックされたので何ですか?と聞くと作業着を着てノズルを持ったお兄さんが玄関マットを除けて欲しいと言うので、何をするの?と聞くとシロアリの薬を撒きますとドアの外枠と玄関の壁際にササッと薬を撒いて立ち去りました。あれだけで良いの?とちょっと不安な撒き方でした。こういうところがHAWAIIですねぇ。
こんな感じで毎日が不思議発見!で生きています。日々の生活にマンネリを感じてきたら周りを見回してみては?
見過ごしていた中にアレ何?と思う物があって聞いてビックリ、なんだか子供時代に戻ったような気分になるかもしれないですよ?
脳みそにちょっぴり刺激を与えてみませんか?